春風亭一之輔「地下アイドルみたいな」 二ツ目落語家が運営する「早朝寄席」復活に万感

 会見に出席した(左から)三遊亭萬都、弁財亭和泉、春風亭一之輔、蝶花楼桃花、鈴木敦社長
 会見に出席した(左から)三遊亭萬都、弁財亭和泉、春風亭一之輔、蝶花楼桃花、鈴木敦社長
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 落語家の春風亭一之輔(47)、弁財亭和泉(49)、蝶花楼桃花(44)らが17日、東京・鈴本演芸場で行われた「【早朝寄席】復活!記者会見」に出席した。

 二ツ目落語家を育成する場として低価格で入場できる同演芸場の名物企画「早朝寄席」が来年2月15日から7年半ぶりの復活を果たす。

 一之輔は「二ツ目さんが全部、運営をするんで。下でお金をいただくとかもやるんですね。こういう人たちが来てくれてるんだっていうのを触れ合える。目で見て分かる」と話した。

 自身が「早朝寄席」から学んだこととして「(お客さんから)直に声をかけていただくっていうのは真打ちになると、ほとんどなくなるし。二ツ目の『早朝寄席』っていうのは、こういう人たちが自分の背中を押してくれてるんだなっていうのが、はっきり分かります」と熱弁。「地下アイドルみたいな…。近いものがありますよね。本当に、すごく喜びを感じます」と独特の例えで、笑わせた。

 「早朝寄席」の復活を記念し、2月8日に同演芸場で、一之輔、五明樓玉の輔、入船亭扇辰、古今亭菊之丞ら落語協会理事による「復活記念早朝寄席」が開演される。

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