玉川徹氏、1割削減するのなら「議員定数」ではなく「歳費」 給料減れば「議員はおいしくない職業に」

 元テレビ朝日の玉川徹氏が17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、日本維新の会が主張していた議員定数削減法案が今国会で成立見送りとなったことに「国会議員の定数を削減する合理的な理由がわからない」とし、削減するなら定数ではないと主張した。

 この日は日本維新の会が「センターピン」と主張していた議員定数削減法案が今国会での成立が見送りとなったことを取り上げた。維新・吉村洋文代表は高市総理とは「来年の通常国会で議員定数削減法案の実現を目指すということで合意した」と述べているが、自民党内で反対の声が多く、来年の通常国会での成立も簡単ではなさそうだ。

 玉川氏は「国会議員の定数削減する合理的な理由が分からない」「日本はむしろ国会議員の数は少ない方」だといい、議員を減らせば「全国民の代表、声が届かなくなる可能性が高くなる」とも指摘した。

 そのため、維新が常に言っている「身を切る改革」を行うのなら「歳費を削れと思っている。1割削るっていうなら、定数が1割ではなく歳費」と議員の給料削減を提案。

 「それはむしろメリットがあって、議員をおいしくない職業にするってこと」とも語り「ただ、定数削減をしたら、世襲議員が通りやすいから通って、新しい人が出られないことになっちゃうので、むしろ定数削減しない方がいい」とも述べていた。

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