TKO木下「タイ大炎上事件」に弁護士「僧侶のコスプレをすることが理解しがたい」懲役や罰金刑になる可能性も「国際問題になる」事件の深刻さを改めて指摘

 TKO・木下隆行、ラランド・ニシダ、福留光帆が12日、テレビ朝日「動画、はじめてみました」YouTubeチャンネルに出演した。

 この日は「【本人再現】TKO木下の“あの騒動”を再現したら衝撃の真実が…!ラランド・ニシダVS福留光帆のハラスメント疑惑バトル勃発で全員被告席に!?『それ、ゲスいですね~!』」と題した動画を公開。複数に渡る木下の炎上事件を徹底検証した。

 木下は2018年に後輩芸人の顔面にペットボトルを投げつけて大炎上。近年もタイに移住直後、寺院前で僧侶の格好をした写真を投稿し、国内外で大きな批判を浴びた。

 チャンネルに出演した弁護士は「ペットボトル事件」について「パワハラです。先輩が後輩に対して物を投げる。これは身体的な攻撃。典型的なパワハラです。パワハラってだけじゃなくて犯罪です。物を投げる時点で暴行罪。(後輩が)怪我をしてたら、さらに傷害罪で余計に重くなります。暴行罪だけでも、一般的には10万から30万円ぐらいの慰謝料を払うことが多くて。怪我をしてたらさらに増えたりはするので」と説明した。

 木下は「僧侶コスプレ騒動」について「僕はあれ、実は結婚式のVTRで。友達の結婚式のVTRで撮ったんですよ」と外に出すつもりはなかった映像だと解説。「タイに行った初日にソファーでもたれながら『ちょっとタイに来たし、1発目の動画なんかないかな?』と思ったらデータフォルダーにそれ入ってたんで。『あ、これええやん。ちょうどタイっぽいし』と思ってあげてもうた…」と悔やんだ。

 弁護士は「実はですね、タイの法律で宗教に関する犯罪が定められてるんですよね。で、コスプレ自体が違法ってされてるわけではなくて。寺院とか儀式を侮辱する。僧侶であることを誤信、勘違させるようなことがダメだっていう法律なんですね」と話した。

 解説映像では「礼拝所や信仰の対象を冒涜が1年以上7年以下の懲役。日本円で約10万円~68万円の罰金」「僧侶や宗教の聖職者であると誤信させる目的で不当にアイテムを着用・使用は、1年以下の懲役、日本円で約10万円の罰金」などど紹介された。

 弁護士は、さらに「タイの方っていうのは、すごい敬虔な方が多いので、僧侶自体もすごく尊敬される存在なので。僧侶の方を真似をする、コスプレをするっていうこと自体が理解がしがたい。国際問題になる」と指摘した。

 ニシダが「ハラスメントという個人間の軋轢じゃない。国際問題だと」と改めて強調すると、木下は深々と頭を下げて猛省していた。

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