AKB48 ド派手に武道館4days開幕 19期研究生昇格サプライズ OGと現役の融合の20周年
8日に20周年を迎えるAKB48が4日、東京・日本武道館で「AKB48 20th Year Live Tour2025 in 日本武道館~あの頃、青春でした。これから、青春です~」の初日公演を開催した。4日間6公演を行い、初日は新加入する21期研究生5人をお披露目。19期研究生が正規メンバーへ昇格することがサプライズ発表された。ステージでは大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」に6年ぶりの出演が決めたばかりの勢いを見せつけた。
4日間にわたる公演の初日はファン投票によって選ばれた楽曲をランキング形式でパフォーマンスするリクエストアワーセットリストベスト20で盛り上げた。倉野尾成美(25)は「皆さん気合は入っていますか?」と呼びかけると大歓声が会場を包み、20位の「根も葉もRumor」からスタートした。
柏木由紀(34)と村山彩希(28)のOGも駆けつけ、縁のある楽曲を現役メンバーと披露。倉野尾は「AKB48の楽曲を歌えることに誇りを持ってこれからも歌っていきたい」と決意を語った。
ライブ内では19期研究生の正規メンバー昇格をサプライズ発表。伊藤百花(21)、花田藍衣(20)、奥本カイリ(18)、川村結衣(19)、白鳥沙怜(15)の5人全員が昇格。伊藤は「より自覚を持ってやっていきたい」と語り、花田は涙を流し「一人前のAKB48になります」と誓った。
さらに21期研究生がお披露目。高橋舞桜(15)、田中沙友利(16)、牧戸愛茉(18)、森川優(17)、渡邉葵心(18)の5人。渡邉は初パフォーマンスが武道館で「緊張している。練習の成果を出し切りたい」と気持ちを込め、森川は「センター分けの(髪形の)アイドルがセンターに立ちたい」と夢を語った。
3日に「NHK紅白歌合戦」への6年ぶりの出演が発表された。20年以降遠ざかっていた大舞台への復帰でメンバーは意気軒昂。現役メンバーに加えて卒業メンバーが気合と喜びを体現した。
小栗有以(23)は初日を終え「とてもいいスタートになった」喜び。5日からは20周年応援総団長の高橋みなみをはじめ、松井珠理奈、渋谷凪咲、山本彩、渡辺美優紀らが登場。OGと現役の融合で、20周年の集大成を作っていく。
