是枝裕和監督 新作映画で人気漫画家の作品を実写化 書店で一目惚れ「覚悟が切実に伝わってくる作品」

 漫画家・藤本タツキ氏の「ルックバック」が来年実写映画化され、映画監督の是枝裕和氏が監督・脚本・編集を担当することが2日、分かった。「チェンソーマン」などで知られる人気漫画家の藤本氏と、カンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールを獲得した「万引き家族」で知られる是枝氏が夢のタッグを組み、スクリーンに青春を映し出す。

 「ルックバック」は、漫画家を目指す2人の少女の姿を描く青春物語。漫画ファンの間で話題を呼び、24年に劇場アニメ化もされた。是枝監督も「ルックバック」が紡ぐ誠実な物語に魅了された一人で、偶然立ち寄った書店で表紙にひかれて購入し、一気に読んだという。

 すでに撮影を終了し、編集に励んでいる是枝監督は「漫画と映画でジャンルは違いますが、同じ作り手として、覚悟が切実に伝わってくる作品」とし、「とても豊かなものが映し出される作品になるのではないか」と自信。自身の作品が初実写化される藤本氏は「是枝監督がルックバックを撮ってくれるなら僕はもう何も言う事はないです。楽しみにしています!」と感激のコメントを寄せた。

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