【高市自民】「news23」中国怒らせた高市発言支持論に「とんでもない意見いっぱい」星浩氏が指摘「この局面世界が見ている」 中国は民主主義でないのでエスカレート、日本の成熟度が問われると
1日のTBS「news23」では、高市早苗首相が台湾有事の最悪ケースを想定し「存立危機事態になり得る」と国会発言し、中国側が猛反発している問題で、中国では日本歌手の公演中止や、歌唱中に強制中断させられる事例も発生したことを伝えた。
ジャーナリスト星浩氏は、問題が長期化の様相を呈していることについて、「このところの日本の状況を整理すると、高市さんの一連の発言に対して、問題がないんだと全く、中には(国会予算委で)高市さんに質問した岡田議員が悪いみたいな極端なとんでもない意見がいっぱいあった」と指摘。一方で「早く撤回するべきだという議論もあった」とし、「そうした中で高市さんはもう踏み込んだ具体的な話はしませんと、これまでの曖昧戦略を続けますということになってきたので、どうやらそのあたりで、少しづつ収拾はかろうという動きになってきていると思います」との見方を示した。
「日本は民主主義の国ですから、議論の中で収束していく事自体は結構なことだと思います」と述べた。
中国側の反発はなかなか収まらないことには「中国は日本と違って民主主義国家ではありませんのでエスカレートしていくところがある」とし、「いまこそ日本の成熟度が問われる局面かと思う」とした。
「中国が過剰反応している中で、日本も過剰反応すればエスカレートする一方ですから、ここは日本は大人の対応をすると。この局面は世界が見てますので、過剰反応する中国に対して、きちんと成熟した対応を見せる一番いい場面」とした。
「はたして中国が日本のこの傾向をどう受け止めるかになってくる」と語った。
