44歳人気漫画家 心肺停止で搬送され植物状態に 約3カ月意識戻らず

 44歳人気漫画家が心肺停止で搬送され植物状態に ※画像はイメージです(Satoshistock.adobe.com)
 高橋伸輔氏のインスタグラム@shinsuke0330より
2枚

 人気漫画「ピエロマン」「テッペン~那須川天心物語~」などを手がけた漫画家の高橋伸輔氏が、心肺停止状態で救急搬送され、現在は植物状態となっていることが1日、分かった。高橋氏の公式Xで家族が報告した。

 高橋氏のXでは「いつも伸輔を思ってくださっている皆様へ」と題した文書を掲載。「伸輔が9/7に倒れてから今までについて報告します」とし、2025年9月7日午後、不整脈が起こり心肺が停止しました。救急搬送され、その間もAEDで蘇生処置が行われましたが、正常な心臓のリズムが中々戻らず、脳に酸素が送られない時間が続いてしまいました。ICUに入り、3日間たくさんの機械を使って蘇生しましたが、脳に酸素が送られない時間が長かった為、低酸素性脳症となり、大脳の大部分が損傷し脳幹は生きている状態、植物状態と診断されました」と明かした。

 さらに「9月中頃に気管切開術を受け、10月の頭にICUを卒業し、同病院の一般病棟に移ったあとも、血圧が低下したり、不整脈が起きたり、排泄がうまくいかなかったり、いつどうなるかわからない状況が続きました」と説明。「それでも伸輔はその都度、治療と、皆様の応援の力と自分の力で乗り越えて、今は自分の心臓と肺で呼吸し、意識は無いものの懸命に生きています」と現況を伝え、応援の声に感謝を述べた。

 高橋氏は「空手小公子 小日向海流」などで知られる漫画家・馬場康誌のアシスタントを務め、2004年に「fate」で第51回ちばてつや賞ヤング部門佳作を受賞。05年には「エンジェルデビル」で同賞優秀新人賞を受賞した。同年12月、講談社のWebコミック「MiChao!」で「アルティメットガチンコ 異種格闘技王伝説」の連載を開始し漫画家デビューを果たしていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス