野口健氏、クマよけの鈴に迷い 「食べ物がきた」と思われないか?専門家が回答

 登山家の野口健氏が30日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」で、被害が甚大となっているクマ被害について、クマよけの鈴の効果について「ぼくら(登山家)の中でも議論になっている」と疑問を口にした。

 この日はクマ被害について特集。野口氏は、クマよけの鈴について「僕らの中でも議論があって」と切り出し「かつては(鈴を)つけていくが、ある時から駆除されたクマ、人間を襲ったクマを駆除した後に解体したら胃袋の中から人体が出てくるようになった」と言う。

 そのため「鈴は人間がいるぞっていうことで(クマが)逃げるからつけるが、鈴をつけることで食べ物が来た、人間がいるぞって。そうすると寧ろクマを寄せることになるので、僕らは(鈴を)つける?つけない?って」と、鈴をつけるべきかどうか悩んでいると話した。

 これに東農大の山崎晃司教授は「人への食害は別に今年だけ起こったわけじゃない。90年代からポツポツ。今年だって東北で人を食べた確実な例は2例ぐらい」だと言い「そこら中のクマが人を食べ物と見て襲っているわけではないので、鈴は一定の効果、今でもあると思う」と話していた。

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