ＴＢＳが２６日、都内の同局で定例社長会見を開催。来年３月で終了することを発表した歌手・和田アキ子が司会を務める情報バラエティー番組「アッコにおまかせ！」について合田隆信専務、龍宝正峰社長が言及した。

　１９８５年１０月の番組開始から先月で４０周年を迎えたタイミングで幕を下ろすことに。日曜昼の顔ともいえる長寿番組とあって合田専務は「４０年の長きにわたり司会を務めていただいた和田アキ子さんはじめ、これまでの多くの出演者の皆さま、番組を支えていただいた皆さん、そして何より毎週楽しみにご覧いただいた視聴者の皆さまに感謝を申し上げたいと思います」と述べた。

　龍宝社長も「本当に４０年間、日曜午後のしかも生放送に対応していただいたということは、和田さんだけでなくて、それをサポートされていた出演者の皆さま本当に多くの方に感謝申し上げる。本当にそれだけです」とし「もしかしたら４０年続けられる番組なんてもうこれから出てこないかもしれないと思うくらい、すごい番組を支えていただいたと思ってます。本当に心から感謝しております」と続けた。

　今後、和田が同局の昼番組に出演する予定については龍宝社長は「この後の編成については検討中。乞うご期待」と含みを持たせ笑顔で答えた。

　和田は今月２日の放送回で、自ら番組終了を発表。「４０周年を目標にしておりましたが、迎えることができて、これが一番いいタイミングだなと思って今日発表させていただきます」とした。

　その際、同局はデイリースポーツの取材に対し、終了は「和田アキ子さんご本人や事務所側と当方が話し合った結果」と回答。この日も合田専務は「４０周年というのが一つの区切りに」とした。