アンジェラ・アキ 約14年ぶりのオリジナルアルバムを2・11発売「体験を綺麗事なしに詰め込みました」
昨年、約10年ぶりに日本での音楽活動を再開したシンガー・ソングライターのアンジェラ・アキ(48)が、来年2月11日に約14年ぶりのオリジナルアルバム「Shadow Work」をリリースすることが25日、分かった。
26日には先行シングル「Floating Planets」をリリース。アンジェラは「4年前に17年間一緒に過ごしてきた人と離婚をして、40代で独りになってから一つの恋愛をした。そこで経験したことを描いたのがこの作品。幸せという気持ちと、終わりの悲しみが隣り合わせにあって、白と黒だけではない、本当にグレーのグラデーションのような感情がいくつもある、そのグラデーションを描いたリアリティーのあるラブソングを作りたいと思った」と赤裸々に説明。
同曲について「今の自分の年齢の恋愛や気持ちをリアルに描写していると思う。28歳でも38歳の時でも書けなかった。58歳でも書けないと思う。もうここにしかないリアル、リアリティのある曲だと思います」と述べている。
「Shadow Work」は「BLUE」(2012年)以来約14年ぶりのオリジナルアルバムで、アルバムタイトルの「Shadow Work」とは心理カウンセリングの一つで、自分の心の影や闇を認め、統合していく自己理解のプロセスのこと。2020年から続けているShadow Workの過程を音楽作品として表現したいと決意し、3年をかけて完成させた。
アンジェラは「このアルバムは2020年、真剣に自分と向き合う決心をした瞬間からスタートしていたのかもしれません。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、私はこの5年で何度も生まれ変わりました。Shadow Workを通じて、また友人の支えもあって、これまで体験してきた数々の感情の渦をやっと言葉にできるようになりました。怒り、嫉妬、劣等感、欲望といった自分の中に存在する闇を、一人の人間として初めて眺め、認め、受け入れ、それに優しく触れられるようになりました」と述懐。
「まだまだ人間として成長の途中ですが、ここまで辿ってきた道のりをリアルに捉えたくて13年ぶりにオリジナルアルバムを作り始めました。このアルバムは自分が自分のために作らなければいけない作品でした。聴いてくれる人に何か特別なメッセージを受け取ってもらいたいわけではないのだけど、5年前に闇に飛び込み、ぬかるみとモヤの中を歩いてきた体験を綺麗事なしに一つの作品に詰め込みました」と語っている。
