歌手の小川真奈（３２）が６日、東京都内で自身初となるアコースティックワンマンライブ「おがわーるど！Ｖｏｌ．１１～Ａｃｏｕｓｔｉｃ　Ｌｉｖｅ～」（２２日、東京・神楽坂天窓）に向け、取材に応じ、意気込みを語った。

　今回のライブは２０１２年にスタートし、今回初のピアノ生演奏でのアコースティックライブ。小川は「バラエティー豊かなラインナップをこの日限りのアレンジでお届けします。また、今回のライブでは新曲を含む初披露の楽曲も数曲ありますので、お楽しみください」とアピールした。

　２０１０年にリリースしたつんく♂プロデュースのソロアルバム「①ティーネイジ　ブルース」からの楽曲をはじめ、小川の作詞・作曲による楽曲、昭和歌謡のカバー曲など、さまざまな楽曲をピアノアレンジにて披露する。

　現在はしまじろうコンサート２０２５冬「しまじろうとクリスマスのねがいごと」に“まなお姉さん”としてゲスト出演中。「小川真奈として作っている曲は、まなお姉さんのイメージとは真逆の路線でアーティストとしての別の顔を見せたいと思ってます。型にはまったものではなく自由度が高い歌をお届けしたいと思います。陰と陽みたいに、どちらの面も見せたい」と語った。

　その上で「一つの集大成を迎え、今までの自分、これからの自分。新しいものに挑戦したいと全編、アコースティックでピアノで演奏してもらう、というのが見どころであり大きなテーマ」と挙げ、「新たな気持ちでスタートしたいのでピアノの佐倉優美さんと、どう演奏し、アレンジするのか毎日模索しています。つんく♂さんに作っていただいた曲『めちゃモテ』の曲に加え、自分でも新曲を作っています」と予告した。

　小川は、子役から活躍。つんく♂プロデュース「キャナァーリ倶楽部」のメンバーとして２００７年に歌手デビュー。１５歳でテレビアニメ「極上！！めちゃモテ委員長」の主人公・北神未海の声優兼実写キャラに抜てきされる。現在は持ち前の歌唱力と演技力を生かし、しまじろうと一緒に歌のおねえさんを務めるなど幅広く活躍している。