Rain Tree“らしさ”確立の3rdデジタルシングル 来年2月の1周年ワンマンライブへ一丸

 笑顔を見せるRain Treeの(左から)橋本真希、新野楓果、市原紬希(撮影・吉澤敬太)
 笑顔でジャンプするRain Treeの(左から)橋本真希、新野楓果、市原紬希(撮影・吉澤敬太)
 笑顔を見せるRain Treeの(左から)橋本真希、新野楓果、市原紬希(撮影・吉澤敬太)
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 秋元康氏プロデュースの17人組ガールズグループ・Rain Treeが、3rdデジタルシングル「好きだよとどっちが先に言うのか?」をリリースした。新野楓果(25)、橋本真希(27)、市原紬希(20)が7人で構成される表題曲歌唱メンバーに選出。1月末のデビューから9カ月間の活動と、来年2月1日に開催される1周年ワンマンライブ(日本橋三井ホール)への思いを聞いた。

 3作目のシングルでグループの“らしさ”が確立されてきた。新野は「品のある振り付けで曲はすごい壮大。かわいいときれいの間の感じがRain Treeっぽい」と語り、橋本も「初々しいピュアな感じがRain Treeなのかな」と捉えた。

 新曲「好きだよとどっちが先に言うのか?」は、卒業を前にして互いに思い合いながらも好きだよと告白できない2人のもどかしさを描いた青春ラブソング。市原は「歌詞に冬の言葉が出てきてこれからの季節に合う」と冬にこそ聴きたくなる楽曲に仕上がった。

 今回で表題曲を歌う7人に3作連続で選出されている新野は、これまで不在だったキャプテンに就任。「グループのことをより考えるようになった。それによって自分も成長できたと実感している」。デビュー前から意見をまとめ報告するリーダーシップを発揮しており、正式にキャプテンとして引っ張っていく。

 2作ぶりに表題曲メンバーに復帰となった最年長の橋本は「今はRain Treeといえば綾瀬ことり。その中でも私の名前が挙がるくらい知ってもらいたい。欠かせない存在になりたい」と決意。初選出の市原は「評価されてうれしい」と喜んだ。

 元々、Rain Treeは「IDOL3.0 PROJECTオーディション」最終審査に残った候補者のうち、WHITE SCORPIONとしてデビューした11人に選ばれなかった17人で結成。昨年は「FINALIST」として活動を続けてきた。

 デビューができるか不透明な時期も経験し、WHITE SCORPIONのイベント後に出演する状況が続いた。ステージでの台本や衣装も自分たちで考えて用意するなど苦労も乗り越えて1月29日にデビューをつかんだ。「ステージの上で歌って踊れることは当たり前ではないと実感している。一回一回のステージが勝負だと思って大切にしたい」(新野)。一度は“不合格”を経験したからこそ活動への思いは強まっている。

 一方でリリースイベントなどの集客では課題も痛感。橋本は「理想と現実のギャップは感じている」と受け止める。「1周年のワンマンライブもZeppでの開催の目標を立てていたけど、今はまだできなかった。悔しさもある」と明かしつつ、「本当に毎日の積み重ねで一歩一歩進むしかない」と前を向いた。

 新野も「今回は日本橋三井ホールを完売させたい」と気持ちを切り替え、市原も「SNSにもっと力を入れて普段からの行いもよくして、いいグループだと思われたい」と決意。大きな目標達成へ一丸となって着実にファンを増やしていく。

 ◇新野 楓果(にいの・ふうか)2000年10月8日生まれ。茨城県出身。ブライダルコーディネート技能検定3級、秘書検定2級、色彩検定3級などを持つ。特技はタイピング。趣味はピアノ、バスケ、スポーツ観戦。身長167センチ。血液型B。

 ◇橋本 真希(はしもと・まき)1998年4月30日生まれ。埼玉県出身。日本化粧品検定1級、美容師国家資格、日本化粧品検定1級などを持つ。特技はバレエ(モダン・クラシック)。趣味は絵画、映画鑑賞、美容情報収集。身長159センチ。血液型A。

 ◇市原 紬希(いちはら・つむぎ)2004年11月17日生まれ。千葉県出身。調理師免許を持つ。特技は料理、粘土細工、かつら剥き。趣味は造形、歌舞伎鑑賞、音楽鑑賞、競馬。身長158センチ。血液型B。

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