トランプ大統領来日で注目 河野太郎氏、政府からの豪華お土産裏話「外務省の倉庫にはたくさん眠っている」
自民党の河野太郎氏が29日、Xを更新。米国のトランプ大統領への政府からのお土産が話題となっているが、日米とも、個人が受け取れるお土産には上限額があり「外務省の倉庫には上限を超えたものがたくさん眠っています」と裏話を明かした。
トランプ大統領の来日で、日本政府は故・安倍晋三総理のゴルフパター、松山英樹のサインが入ったゴルフバッグ、金箔(きんぱく)のゴルフボールを贈ったと報じられ、注目を集めている。河野氏は「トランプ大統領や随行の閣僚へのお土産をメディアが話題にしていますが、アメリカのForeign Gifts and Decorations Act(FGDA)は、大統領・閣僚・連邦職員など、すべての『United States employee』が個人として受けとることができる贈り物は$480までに制限しており、それを超える価値のものは政府所有物になります(なるはずです)」とお土産を個人が受け取るには上限があると説明。
「日本も同じ」だといい、そのため「外務省の倉庫には上限を超えたものがたくさん眠っています。わたしが外務大臣の時に、そうしたものを受け取った歴代外務大臣に評価額で買取のお願いをしたりしました」と振り返った。
これに「倉庫に眠らせるぐらいならオークション等に出品し、売上げは国の財源に組み込めばいいように思いますが、どうなんでしょう」の質問があがったが、河野氏は「先方からの贈り物としていただいたものをオークションに出すのは外交儀礼上いかがなものかということもあって(外相だけでなく大統領、首相からのものもありました)、できませんでした」と説明している。
