【高市自民】玉木代表、わずか1日でTV公言を変える→吉村代表が不快感「どうかと思う」 自維の衆院議員1割削減「賛成します」断言も→翌日に批判して撤回
国民民主党の玉木雄一郎代表が、日本維新・吉村洋文代表が高市自民との連立の絶対条件に掲げた国会議員定数の1割減に対して、発言を変えた。
19日夜に生出演したフジテレビ「Mr.サンデー」で、議員定数削減について「本当に両党がまとめるなら賛成します。私が心配しているのは、反対が多いから臨時国会これ(議員定数削減)で一色になります。物価高騰対策なにもしないで国民待たして、やっと始まった臨時国会の主要課題が議員定数削減ですか?誰も求めてません。連立合意に必要だったら協力しますから、冒頭で処理して、残りの時間をガソリン下げたり、所得税の控除額あげて手取り増やしたり、本当に国民が求めてることに与野党力を合わせてやりませんか」と述べた。
先立って街頭演説でも同様の発言をしていた。
ただし翌20日、自民と維新の連立政権合意書が発表されると、議員定数削減について「一割を目標に衆議院議員定数を削減するため令和七年臨時国会において議員立法案を提出し成立を目指す」との文面に、玉木代表は「比例で50とか仰ってたけど、比例って言葉もないし、しかも数も率で1割を目標に目指すなので、申し訳ないけど何も書いてないのと同じなので、今の時点ではい賛成、と言うには中身がちょっと。後退したかなと思いますので」と述べた。
吉村代表は21日のTBS「ひるおび」でも、「すぐ変わりますね。ちょっと前まで賛成って言ってましたよね、明確に。どうかと思う」と不快感を示している。
