玉川徹氏 「日本は残念ながら対等にアメリカと話ができる状況では戦後ずっとない」→トランプ大統領来日、高市首相に期待「うまくやってもらうしか」

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が23日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演し、来週来日することが決まったトランプ大統領について言及した。

 番組には元内閣官房副長官補の兼原信克氏が出演。安倍元首相がトランプ大統領と良好な関係を構築したことを述べた。

 羽鳥アナウンサーが「難しいですね。いいなりになってはいけないけど、対決姿勢になってもいけない」と話すと、兼原氏は「対決姿勢は自滅です。中国くらいの大きさがあると。うちは国力がない」などと慎重な姿勢が望ましいと述べた。

 高市首相とトランプ大統領との関係構築について玉川氏はコメントを求められ、「トランプ大統領という存在についていろいろ思うことはあります。そういう方は世界中にいると思いますよ」とした上で、「いま、アメリカで700万人規模のデモが起きているんです。NO KINGS。王様はいらないというキャッチフレーズで」とトランプ大統領の姿勢に反対の立場を示すデモが起きていることを指摘した。

 玉川氏は「アメリカ国内でも王様の振るまいだと言われている。王様とはどういう意味かいうと、別に法律とか価値観じゃなくて、『わたしが決めたことが正しい』というのが王様なんです。日本は残念ながら対等にアメリカと話ができるような状況では戦後ずっとないですね。安全保障含めて、貿易も含めて」と敗戦酷となった日本と戦勝国であるアメリカの違いに触れた。

 玉川氏は「だから、うまくやるしかないんですよ、残念ながら。うまくやってもらうしかない。非常に忸怩たるものがあるけれども、うまくやってもらうしかない」と高市首相に手腕に期待した。

 トランプ大統領は27~29日の日程で来日する。天皇陛下との会見や高市早苗首相との初会談を予定している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス