元NCT・テイル 集団性的暴行容疑の控訴審 一審同様3年6カ月の実刑判決維持と現地で報道
多国籍ボーイズグループ・NCTの元メンバー・テイル(本名:ムン・テイル=31)の集団性的暴行容疑に関する控訴審が17日にソウル高等裁判所で行われ、一審判決と変わらず3年6カ月の実刑判決が言い渡されたと、現地メディアのXsportsニュースなどが報じた。一審では実刑判決に加えて、40時間の性暴力治療プログラムの履修、児童青少年に関する機関など5年間の雇用制限命令が下されている。
テイルは2024年6月、酒に酔った外国人女性を集団で性的暴行した疑いが持たれ、同年8月に警察の取り調べを受けた後、9月に検察へ送致された。そして今年7月に行われた一審判決で懲役3年6カ月が宣告され法廷拘束されたが、テイルら容疑者3人と検察全員が、量刑不当を理由に控訴していた。
記事によるとこの日、裁判所は「被告人と検察の控訴をいずれも棄却する」として、原審判決を維持したと伝えたという。
去る9月に控訴審の初公判が行われた際、検察は「犯行が重大で罪質が不良。被害者が合意をしたとしても、事案を総合的に検討すれば、一審が過度に寛大である」と述べ、一審と同様の懲役7年を求刑。
一方のテイル側は、被害者と合意した点をアピールした。また、最終弁論でテイルは「一生罪を背負って生きていく。二度と犯罪はしない。法の重みを忘れず、正直に生きる。被害に遭われた方に、改めて謝罪申し上げる」と情状酌量を訴えていたと伝えられた。
