故キム・セロンさん 複数の知人らに多額の借金をしていたことが判明と現地で報道

 今年2月に亡くなった、韓国女優のキム・セロンさん(当時24歳)の死因をめぐり、今も論争が続く中、故人が芸能界の知人に数億ウォン(数千万円)単位の借金をしていたという事情が明らかになったと23日、現地メディアのSBS芸能ニュースが単独で報じた。

 記事によると、キム・セロンさんは昨年9月8日の午前2時ごろ、近しい友人にだけ共有していた非公開アカウントのインスタグラムストーリーズで、“最後”を暗示させるコメントと写真を投稿していたという。

 セロンさんは当時、自身を助けてくれた芸能界の友人の実名を挙げるとともに「私が死んだら、このコメントをキャプチャーして公開してほしい」「とてもつらい時、私から去った人たち。私からもらったものを思い出してほしい」「実際は(飲酒運転事故で)停電はなかったのに、それでも被害補償をしてあげたし、とにかく私はこれ以上苦しむことはないだろう」と残したとし、この記事がアップされてから10分後に、投稿を見たセロンさんの知人2人が急いでソウルの自宅を訪れ、不慮の事故を防いだと伝えられた。

 該当メッセージをもとに、SBS芸能ニュースは取材を行い、その結果、キム・セロンさんがSNSで言及した有名アイドルグループのメンバー2人と、歌手の友人1人がキム・セロンさんにそれぞれ約1億ウォン(約1000万円)を貸していたことが確認されたと報じた。

 また別の俳優2人も、具体的な金額は明らかにしなかったが、2022年5月18日に発生した飲酒事故の後、生活苦を訴える故人にお金を貸したことを認めたという。

 さらに、キム・セロンさんに2回にわたりお金を貸したという別の歌手も「2023年下半期に1200万ウォン(約120万円)を貸して、2024年5月ごろに800万ウォン弱(約80万円)のお金を、キム・セロンの家族口座に送金した事実がある」と慎重に認めたとした。

 他にもキム・セロンさんは、知人関係である事業家に、自宅の家賃契約保証金である5000万ウォン(約500万円)を借り、昨年初めから約1年間所属していたマネジメントRunに、手術費、病院費などの項目で借りた約6000万ウォン(約600万円)を、所属会社が専属契約終了後に相殺処理したことが確認された。

 現在、故人の死因や責任、未成年時代の俳優キム・スヒョンとの交際の有無をめぐり、さまざまな攻防が3カ月間続いている。

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