お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功が１６日、東京・麻布台ヒルズ　ギャラリーで、自身初の個展「浜田雅功展『空を横切る飛行雲』」（１０月１９日～１２月２１日）の開会セレモニーをコンビの元マネジャーで、吉本興業の代表取締役副社長である藤原寛氏らと行った。

　過去にテレビ番組やメディアで取り上げられる度に大きな話題を呼んだ、超独創的な画力を誇る浜田は「画家・浜田雅功先生」と紹介された。

　その紹介を受けて登場前から自ら爆笑した浜田は、背面に飾られた自身の作品に触れて「皆さん後ろ見ながら半笑いじゃないでしょうか」と目を光らせつつ、「自分なりには一生懸命描いたつもり」と力を込めた。

　この日は自身が描いた絵をもとに制作された立体作品に、命を吹き込む「目入れ式」を実施。特徴的なフォルムをした作品に報道陣から笑い声が起きると「おい、てめえら」「笑いすぎ」とけん制しつつ、目を描き入れ「変な顔になりましたよ」と苦笑いした。

　個展では、浜田が描き下ろした新作１００点を展示している。「１枚を素通りするんじゃなくて、まずはこれはなんなのかっていう」と作品一つ一つに思いを込めたことから吟味してほしいとし「素通りだけは辞めてほしい」と呼びかけた。