吉川晃司 ギターのオーダーメードで神様職人から「吉川さんが派手なんでギターが派手である必要はない」

 歌手・吉川晃司が12日、都内で開催中の世界的楽器メーカー・フェンダーミュージックによる体験型イベント「FENDER EXPERIENCE 2025」(13日まで)で、世界最高峰の楽器をハンドメードで制作する「マスタービルダー」と呼ばれる職人の元、ギターのカスタムオーダーを行った。

 登壇した-ビルダーのポール・ウォーラー氏はレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジや、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズなど超大物のギターも手がけ「ギター作りの神様」とも称される。そんな人物を前に吉川は「緊張ですね。神様だから」と恐縮しきりだった。

 吉川はギターのボディから塗装などまでこだわりを明かし、ウォーラー氏がその要望に応えるように提案していく形で展開。終始、まるで少年のように目を輝かせ「おねだりばっかりして申し訳ない気持ちになるね」と大はしゃぎだった。

 塗装については、木目を生かしたナチュラルなものを要望。「渋いものが良くなってくるんですよ。仕事柄、結構ギラギラの衣装を着るから。この間までちょっとギラギラすぎたんで」と自虐交じりに説明すると、ウォーラー氏も「吉川さんが派手なんで、ギターが派手である必要は全然ないと思います」と乗っかり笑わせた。

 終盤、ウォーラー氏は、実は仕上がりまで3年待ちのオーダーが入るほどの人気ぶりだと告白した。それでも「誰にも教えなければちょっと早めに作ります。絶対誰にも言わないでください」と口元に指を当てておちゃめに語った。

 驚いた吉川だったが「俺は還暦なんですけど、ポールさんも同じくらい?」と年齢をたずね、47歳だと分かると「わっかいねぇ!でも47だったら結構働いても大丈夫。まだまだ徹夜もできる」とニヤリ。「神様」が年下と気付いた途端にフランクに会話していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス