今村翔吾氏発足「日本ドラフト文学賞」が開催「既存の文学賞には無いエキサイティングさあった」と手応え
直木賞作家・今村翔吾氏が立ち上げた「日本ドラフト文学賞」最終選考会が5日、佐賀県内で行われた。
日本で初めて選考委員を置かず、複数の出版社によるドラフト制度によりプロ作家の輩出を目指すユニークな文学賞。820にのぼった応募作品の中から「小学館」、「アミューズクリエイティブスタジオ」、「朝日新聞出版」が手を挙げ、6人の指名が決定した。
運命の“ドラフト会議”を無事に終えた今村氏は「既存の文学賞には無いエキサイティングさもあったし、緊張感もありました。結果として、多くの受賞者がデビューに向けてのマッチングができたのは、既存の文学賞には無いところで、手応えを感じています」と充実の表情。「彼らが世に出て行くことが、この賞がより認知されることになると思うので、彼らのサポートを今後も続けてまいります」と話した。 作家の岩井圭也氏も出席した。
