茂木健一郎氏、フルスペック総裁選なのに「本音や政策論争はフルスペックじゃない」の痛烈皮肉
脳科学者の茂木健一郎氏が3日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」で、今回の自民党総裁選について、フルスペック選挙と言われているにも関わらず「本音や政策論争はフルスペックじゃない」と痛烈皮肉を放った。
この日は翌日に迫った自民党総裁選について議論。街の声なども紹介したが、茂木氏は「街の声、すごく分かる一方で、実質上、党員の投票、議員票、世論の影響をめっちゃ受けている」と指摘。「SNSなどでみんなが言っていることって、確かに投票は自民党の方だけど、次の選挙で勝てる人じゃないと困るから、世論動向を見て、どの人なら国民の支持をえられるか。意外と気にしている感じがする」とも語り「本当に思っていることをつぶやいたり、言うことは無駄にはならない」と話した。
また、討論会などでも候補者の本音や政策の違いなどがあまり見られないなどと言われていることにも「フルスペックとか言いながら、本音や政策論争はフルスペックじゃない」と皮肉。MCの堀潤氏も「うわあ、痛烈」と苦笑。茂木氏は「本音を隠した方が当選できるって思ってる感じがしない?」とも述べていた。
