ヒロミ、自民党総裁候補の「所得を上げる」に疑問「所得上げるのは民間企業」「結局国が儲かってる」
タレントのヒロミが30日、日本テレビ系「DayDay.」で、自民党総裁選で候補者が「所得を上げる」としていることに「所得上げるのは民間企業」「結局国がもうかってるんじゃないか」との思いを訴えた。
この日はあと4日に迫った自民党総裁選について特集。候補者で大きな政策の違いが見られないなどの声がある中、喫緊の課題の物価高対策として、所得を上げるという政策を掲げる候補者もいる。
これに、自身も会社の経営者でもあるヒロミは「所得上げると皆さん仰ってるけど、それをやるのは民間企業ですし、これがね。僕ら一生懸命頑張って従業員に給料上げているけど、持っていかれてる方が多い。結局、国が儲かってるんじゃないかとちょっと思っちゃう」とコメント。
「だって、上げても手取りはそれほど変わらない。会社はすごい上げているけど、これ、なんなの?国が持っていっちゃってという実感が多い」と経営者としての本音をもらした。
そして「所得上げるといってるけど、上げるのは国じゃないから。民間の会社が上げる。そこを所得上げるにはどうやって手取りを増やすかっていうのは会社の方に何かするのか、具体的なのを早めにやらないと、これはずっと増えない」と具体策を提案して欲しいと訴えた。
国内企業の多くは中小企業であることから「中小企業に手厚い保護をするとかじゃないと、払えないから。会社払ったら潰れちゃう。大企業は払えるけど、大企業だけが優遇されるっていうことになっちゃうから。その辺をバチッと言ってくれると、すごい分かりやすい」と総裁候補者に呼びかけていた。
