蒔田彩珠 初の同性愛者役に挑戦 お相手役と撮影前に「渋谷でプリクラ」「女子高生した」

 映画「サラバ、さらんへ、サラバ」の公開記念舞台あいさつでおどける碧木愛莉(左)と蒔田彩珠
 映画「サラバ、さらんへ、サラバ」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)碧木愛莉、蒔田彩珠、洪先恵監督
 映画「サラバ、さらんへ、サラバ」の公開記念舞台あいさつに登場した(左から)碧木愛莉、蒔田彩珠、洪先恵監督
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 俳優の蒔田彩珠(23)が27日、都内で公開中の主演映画「サラバ、さらんへ、サラバ」の公開記念舞台あいさつに、共演する碧木愛莉(24)と作品を手がけた洪先恵監督(29)と登場した。

 本作は、茨城の田舎町に住む女子高生カップルの日常と別れを描く短編映画。蒔田は「同性愛の役をやったことがなく、女性とのキスシーンも初めてだった」と言うが、撮影期間前に碧木と過ごした時間に大きな意味があったいう。「衣装合わせをかねて2人で遊ぶ時間を設けてもらって楽しく入ることができた。渋谷でプリクラを撮ったり、女子高生しましたね」と笑顔。洪監督は「(海外映画祭での上演後に)本当にどこかに存在していそうと言われてうれしかった。2人のおかげです」と語った。

 「こういった題材を自分が21歳の時に撮影し、知らない世界を知ることができた」という蒔田は「若い私たちには明るい未来が待っているんだと、撮影していても完成したものを見ても思った。未来は明るいというか将来は何でもできると思える作品」。碧木も「誰かのためにポジティブな影響を与えられる作品になれば良い」と願った。

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