うつみ宮土理「いつもキンキンを感じる」愛川欽也さん没後10年 似顔絵入り若隆景の化粧まわしは「推し活」
タレントのうつみ宮土理(81)が25日、東京・中目黒キンケロ・シアターで主演舞台「コメディ I L♥VE 豆子」(10月3日~5日、同所)の記者会見に登場した。
今作はキンケロ・シアターの15周年を記念した舞台。「15周年、本当にありがたい」と感謝した。夫の愛川欽也さんが2015年に80歳で亡くなってからちょうど10年という節目でもある。「いつもこの舞台に出るとキンキン(愛川さんの愛称)を感じるんです。いつも座ってくれていた席があって。舞台に立つと感じるんですよ、いつも見ててくれたなとか」と愛情深く懐かしみ、「キンキンはいつも褒めるんです。『面白い舞台だったね』とかね」と温かい思い出を振り返った。
「豆子シリーズ」の第4弾となる今舞台。うつみは17歳の女子高生を演じ、セーラー服を着用するという。「私ぴったりなんですよ」と楽しげな様子。10月1日に62歳の誕生日を迎えることに話題が及ぶと、「言わないの、17歳なんだから」とユーモアたっぷりに笑わせていた。
直近では若隆景に化粧まわしをプレゼントしたことが話題になった。似顔絵入りの特別仕様。「推し活」の愛情の示し方として「まわしだと思ったんです。あたしの漫画チックな顔で出てきてくださったらいいなとよぎったのが最初」と明かした。知人を通じて若隆景の家族にリサーチをしたところ、好感触だったことで決行した。
化粧まわしには「キンケロ・シアター」の文字も入った。これには「やっぱり宣伝したいですからね、全国放送ですよ。ばっちしですよ」とニヤリ。値段については「化粧まわしやさんとのシークレット。プレゼントですから」と明かさず、「喜んでいただけただけでうれしい」とうなずいていた。
