遠藤憲一 妻の存在は「指針」苦手だった犬との生活が突如始まるも「うちは女房主導」と笑顔 保護犬への思いも語る
俳優・遠藤憲一が、動物愛護に貢献した個人などを表彰する第9回「川島なお美動物愛護賞」の「エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞」を受賞し、23日、都内で行われた授与式にパティシエの鎧塚俊彦氏、コラムニストの山田美保子氏らと出席した。
遠藤は2023年12月からスタンダードプードルの保護犬「クロミ」を家族として迎えており、SNSではクロミとの日常を発信している。それ以前も2匹のマルチーズを飼っていたが、実際は幼少期に「追いかけられてかまれた」ことが原因で「ワンちゃんは苦手でした」と苦笑い。妻が飼いたいと相談するも断っていたそうだが、ある日、地方ロケから帰ると既にマルチーズが自宅にいたといい「うちは女房主導です」と語った。
クロミは、マルチーズを飼っていた当時に通院していた動物病院の紹介で飼うことになったが「プードルなんでそんなに大きくはならないだろうと思って飼ってたけど、日々どんどん大きくなっていて」とし、現在は20キロもあるという。「今は立派な大型犬。ソファで一緒に住んでると肩を組んで友達のようになってる」と笑って説明した。
犬を飼ったことによる一番の変化については「生活」と回答。「女房自体がまた飼って生き生きしていて、潤滑油になってる」とし「いないとちょっとピリついてるんで、いつもいてもらったほうが空気はいいです」とぶっちゃけ。それでも妻の存在は「指針です」と表現し、「すぐ俺は間違った方向に行っちゃいそうなんで、クロミともどもよろしくお願いしますって感じですかね」と照れ笑いした。
またクロミについても「最後まで本当に愛情を込めて、過去にどんなことがあったのか知りませんけども、ワンちゃんが心の中でどういう思いで生きていくのか分かりませんけど、生きててよかったって思いで、最期を迎えられるまで心を込めて飼い続けていきたい」と力強く語った。
同賞は長年にわたって動物愛護で顕著な活動をし、2015年9月24日に胆管がんのため亡くなった鎧塚氏の妻で俳優・川島なお美さんの遺言に基づいて設立された。
