POCKET PANiCデビュー 23日にはツーマンライブ「いよいよスタートライン」7人組ボーイズグループ
平均年齢15~16歳の7人組ボーイズグループの「POCKET PANiC」とデュオの「峯脇」が10日につばさレコーズから同時デビューを果たし、競争の激しい男性アイドル界での飛躍を誓った。23日には初となるツーマンライブ「POCKET PANiC×峯脇 2MAN LIVE ~はじまりのはじまり~」(harevutai)を開催する。
POCKET PANiCの7人はメンバーカラーの衣装に身を包み初々しい表情で思いを語った。同事務所のデビュー前のタレントが経験を積む、つば男YOUTHから選出されて結成した。松原有輝(まつばら・ゆうき=18)は「いよいよ世の中にいるアイドルさんと一緒のスタートラインに立ったということ。僕たちもどんどんスキルアップしていかないといけない。ドキドキ感はあります」と緊張感を高めた。
デビューシングル「キャッチー☆ボール」を10日にリリース。キャッチーな曲調と振り付けが特長でキラキラした姿をファンに届けることができる楽曲。河合彪雅(かわい・ひゅうが=17)は「自分たちはフレッシュさが武器。一番迫力を出せるといったらやっぱり僕たち」と胸を張った。
昨今はボーイズグループ数の増加に伴い、競争も激化。生水稜也(しょうず・りょうや=14)は「早く他のグループに肩を並べてもっと上にいけるようにしたい」と意識は高まっており、地上波のテレビでも活躍する事務所の先輩「THE SUPER FRUIT」らの背中も追っていく。
POCKET PANiCは、手持ちのマイクではなくヘッドセットを常備。ステージではヨーヨーのパフォーマンスを見せるといった他にはない演出も見どころ。その上で、川原雅斗(かわはら・まさと=17)は「これを見てください!!」と衣装を自慢げに見せると「僕たちはメンバーカラーが色とりどりある。初めて見た方でも好きなメンバー、推しを探しやすいのでぜひ見つけて」とアピールした。
事務所、グループに加入した経緯やきっかけはそれぞれ違い、さまざまな背景を持つ。モデル活動をしていた仙波七星(せんば・ななせ=17)は「アイドルには興味はなかった」というが、スカウトをきっかけにアイドルの魅力に気づき「本当におもしろそうだと思った」と挑戦を決めた。一方の安部舜太(あんべ・しゅんた=15)は旧ジャニーズのオーディションを受けた経験があり、「当時見たV6さんのライブステージが忘れられなかった。自分もいつかこういうステージに立ちたい」とアイドルを志した原点を明かした。
23日には同時デビューする「峯脇」と初のツーマンライブを開催する。そして、7人は最終的にアリーナやドームでの公演を目指すと宣言。「一日一日を大切にみんなで成長していきたい」と新井椋清(あらい・りょうせい=16)。グループ名の由来通り、ポケットにはしまいきれない夢があふれている。
