一茂 漢字が書けず野村克也さんから「4時間マンツーマン指導」高嶋ちさ子「私が親だったら後ろからぶん殴ってる」
テレビ朝日系「ザワつく!金曜日」が19日に放送され、タレントの長嶋一茂、石原良純、高嶋ちさ子が出演。サバンナ・高橋茂雄が進行を務めた。
元プロ野球選手の一茂はヤクルト時代の恩師・野村克也さんとの思い出を回想。「野村監督から練習が始まる前にバッティングケージの後ろに呼ばれて。そこから延々立たされて説教された時ある。それは4時間ぐらいなんですけど。マンツーマンで」と振り返った。
「何の話をしたかっていうと『お前、一生懸命と一所懸命の違いってわかるか?』と始まったわけです。一生懸命っていうのは生涯かけて自分が命がけで取り組むことを一生懸命なんだよね。でも、一所懸命っていうのは中世のお侍さんたちが自分たちが代々守ってきた。領地を守ると」と述懐。
つづけて「(野村さんは)『一茂、野球は一生できない。野球選手は一生懸命って言っちゃダメ。一所懸命の方なんだ。一瞬、一瞬、毎日、毎日が勝負だから一生なんてことはありえないんだ』と。っていう話をずっと。それで4時間で変でしょう?なんで4時間経ったかって『一所懸命っていう4文字の漢字を書いてみろ』って言われた。俺が懸命の懸っていう字をどうしても書けなくて。全然出なくて。野村監督、そこで『いいや』って言わずに漢字が出るまでずっと」と話した。
野村さんの含蓄に富んだエピソードに良純も高嶋も感嘆。番組では野村さんが一茂に「一所懸命」を丁寧に説明する貴重映像も流された。
一茂は「この映像だよ!これが4時間続くの。よく(映像を)探したよ…。俺24(歳)のとき!今まさしく話したこと」と恩師の指導を受ける若かりし日の自身の映像に感激したが、高嶋は「けど、私が親だったら。こんな顔で野村監督のおっしゃってる言葉を聞いてる息子だったら後ろからぶん殴ってる。この顔、ふざけてるよ!」と一茂を叱責。良純を爆笑させていた。
