中園ミホ氏、朝ドラで登場させた自身のモデル「佳保ちゃん」 数々の失礼セリフで親戚に怒られる
脚本家の中園ミホ氏が18日、NHK「あさイチ」にVTRで登場。自身が手がける朝ドラ「あんぱん」で、自身をモデルにした少女を登場させた後の裏話を披露した。
この日は、「あんぱん」がいよいよクライマックスを迎えていることから、中園氏に鈴木奈穂子アナがインタビュー。中園氏は、嵩のモデルとなったやなせたかし氏と幼い頃、文通をしていたことは知られており、ドラマの中では自身をモデルにした佳保ちゃんを登場させている。
この佳保ちゃんは、父親を亡くしたばかりだったが、嵩の詩を読んで初めて外に出ると言ってやってきたのが嵩の家。緊張しているように見えたが、「家があんまりボロだから…固まってただけ」「ケーキはないの?」「サイダーは?」など言い放つなど、なかなか失礼な子供として描かれていた。
中園氏は「申し訳ありませんでした」と笑い「親戚とかに叱られて。なんであんな子にしたんだって」と放送直後にすぐ、親戚からお叱りの連絡が入ったという。
「さすがに私はあそこまで失礼な子ではなかったんですけど、でも詩を愛する子供が皆、天使のように清らかでお行儀のいい子とは限らないですよね。もし、ああいう失礼な子が来たとしても、やなせさんはああいう風に優しく迎えてくれるだろうなって」と、やなせ氏の優しさを伝えたかったと説明していた。
