劇場版「鬼滅の刄」330億円 国内の歴代興収2位「千と千尋の神隠し」抜いた!全世界の総興収は680億円
人気アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の興行収入が公開60日間で330億円に達したことを16日、配給元のアニプレックスが発表した。「千と千尋の神隠し」(2001年公開)の316億円を抜き、国内の歴代興収2位に浮上した。
同作は吾峠呼世晴氏による漫画作品が原作。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すため『鬼殺隊』へ入隊することから始まる。人と鬼との切ない物語に鬼気迫る剣戟(けんげき)、時折コミカルに描かれるキャラクターたちで人気を博した。
今回の映画は、3部作での制作が発表されている『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』の第一章。鬼の根城『無限城』にて、『鬼殺隊』と鬼との最終決戦が繰り広げられる。7月18日に公開され、日本国内の観客動員は2304万人となり、全世界の累計観客動員は5500万人、総興行収入680億円に及んでいる。
国内の歴代興収1位は20年の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」で407億円。アニプレックスによると、今作は北米でも12日に公開され、初の週末興収で観客動員600万人、興収7060万ドル(約102億円)で日本アニメ映画オープニング記録で歴代最高となった。さらに、今後もさまざまな地域での公開が予定されており、世界中に広がる“鬼滅ブーム”の勢いはさらに加速しそうだ。
