１３日のカンテレ「ドっとコネクト」では、石破茂首相の辞任表明と、１０月実施の次期自民党総裁選を取り上げた。

　番組では、小泉進次郎、高市早苗、林芳正、小林鷹之、茂木敏充の５氏による争いが予想され、小泉氏と高市氏が軸になるとの見方を伝えた。

　ただ出演した中野雅至氏は、総裁選までの期間が長く、ネット世論などで状況が瞬時に激変することもあると指摘。昨年総裁選のように「小泉さんが失言ひとつで落ちる可能性もあって、野党の協力や与党の一致でいうと、意外と林さんが結構出てくる感じもしている」と語った。

　政策面でも「林さんは霞が関でも評判が高いです。話が分かるし飲み込みが早い」とし、当面少数与党の難局を乗り切るにも適任とも指摘した。

　石井亮次アナウンサーが「これはね、そう言っている識者が多いです」と応じた。

　石戸諭氏も、「もともと将来をすごく嘱望されてきた方で、総理候補」とし、昨年に石破氏が獲得した票の行方を考えると「普通に考えれば高市さんにそのまま流れるとは考えにくく、小泉さんや林さんに流れても不思議ではない」との見方を示した。