Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの高橋海人（２６）が１２日、東京・ＣＲＥＡＴＩＶＥ　ＭＵＳＥＵＭ　ＴＯＫＹＯで公式アンバサダーをつとめる展示会「ＨＯＫＵＳＡＩ－ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」（１３日～１１月３０日、同所）の取材会に登場した。

　高橋は金髪が映えるブルーのジャケット姿で登場。８月３０、３１日の日本テレビ系「２４時間テレビ４８」を体調不良を理由に出演を見合わせたが、９日にＮＨＫ「うたコン」に生出演していた。この日、体調面に言及することはなかったが、元気な姿を見せた。自身も絵を描くなどアートへの造詣も深いだけに、展示会の説明では興奮気味で「先ほど自分も回らせてもらいましたが、とてつもないです、この展示会は。全身で北斎を浴びることができます」と語った。

　本展では、誰もが知る「富嶽三十六景　神奈川沖浪裏」などの代表作のほか、現代漫画でも用いられる表現技法のルーツともいえる「北斎漫画」など貴重な作品も展示される。「漫画の森に迷い込んだような感覚。お気に入りの一枚を見つけてほしいと思うけど、果てしなく多い。今まで知らない魅力があるので、漫画の森などどっぷりと北斎の世界につかってほしい」と呼びかけた。

　音声ナビゲーターにも挑戦しており「日本を代表する北斎なので、自分のファンにも来てほしいが、多くの人がいらっしゃると思います。北斎の魅力を声で伝えないといけないのですが、自分もファンなので感情が溢れてしまった部分もある。みなさんが展覧会を見るのをリードするということで、貴重な体験をさせてもらった」と語った。