NMB48・川上千尋 卒業イヤーV「とてもうれしい」甲子園始球式でおなじみ“虎の女神”日本一へエール

 プロ野球・阪神タイガースのセ・リーグ優勝を記念した、虎党芸能人による祝福企画「バンザイ!芸能界虎党 歓喜の輪」。最終回はNMB48の川上千尋(26)の登場です。6月には年内でのグループ卒業を発表しており、人生の節目と重なった優勝を心から喜んだ川上。甲子園の始球式でもおなじみの“虎の女神”が、日本一を目指すチームにエールを送りました。

 待ちに待った瞬間を迎え、川上は満面の笑みを浮かべた。「去年から卒業を考えていて、今季は絶対優勝してほしいとずっと思っていました。自分の卒業と同じタイミングで優勝が見られてとてもうれしいです。またプレゼントをいただきました!」。自身の節目と同時に訪れた歓喜に浸った。

 今季を振り返り「最初はすごく不安でした」と明かす。藤川球児監督へ期待しつつも「監督が代わって、どんな采配をされるのか未知数でしたし、交流戦とかなかなか波に乗れない時期もあって、どうなっていくのかな、と思っていた」と、正直に明かす。しかし今ではその不安も吹き飛んだ。「監督が采配やメンバーを変えてもちゃんと勝って、この人がいれば大丈夫と思える選手もたくさんいました。終わってみればファンも余裕を持っていられたシーズンだったと思います」と、最大級の賛辞を贈った。

 個人的なチームのMVPには「佐藤輝選手は言わずもがな、なんですが」としつつ、熊谷敬宥内野手の名を挙げた。「後半戦ですごく目立っていたと思います」と、選出理由を語り「スーパープレーをたくさん見せてくれて、こんなにかっこいい選手だったんだ、って改めて実感しました。チームにいてくれてありがとうございます!」と、笑顔を見せた。

 小学生で訪れた京セラドームで、当時所属していたマット・マートン選手の本塁打を目撃。「こんなにかっこいいスポーツがあるのか」と虎党として覚醒した。NMB48加入後にはTORACO応援隊長に就任。2軍戦を含めて多数のファーストピッチセレモニーや始球式を経験し、「球団の方からは『歴代最多記録です』と言ってもらえました」と、顔をほころばせる。

 自身は年内でグループから卒業する。「アイドルとして一番記憶に残っているお仕事が阪神タイガースさんのお仕事。私の人生を彩ってくれていたと思います」。13年に及んだアイドル人生のそばには、いつもタイガースの存在があった。

 「リーグ優勝したからにはCSを勝ち抜いてほしいです。去年の巨人を見ているので…」と切に願いながら「CSを勝ち抜くまでは耐えて頑張っていただいて、日本シリーズはもう楽しむ気持ちで!私たちファンも全力で応援します!」と、言葉に力を込めた。

 ◇川上千尋(かわかみ・ちひろ)1998年12月17日生まれ。大阪府出身。12年12月に4期生としてNMB48に加入し、13年2月に公演デビュー。19年にチームNキャプテンに就任し、22年9月リリースの「好きだ虫」で初センターを務めた。愛称は「ちっひー」。

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