阪神Vに備えて道頓堀は厳戒態勢 警察官1000人出動「指示に従ってください」拡声器が響く
阪神の2年ぶりのリーグ優勝がかかった7日、大阪・ミナミの道頓堀にかかる戎橋付近は人だかりであふれた。
大阪府警は試合が始まった午後6時頃から周辺の警備を本格化。関係者によるとこの日は最大で1000人の警察官を投入したといい、最も混雑が予想される戎橋上には警察官が列をなして警戒に当たった。
午後7時30分過ぎ、観光客らで橋付近が混雑する中、橋の入口と中央付近では拡声器を手にした警察官が左側通行と立ち止まらないよう呼びかけ、橋の両側のスロープ部分を封鎖して欄干への接近を阻止。御堂筋側の欄干にも目隠し用のシートを張り巡らせ、付近の川沿いの歩道への立ち入りを規制するなど、飛び込みを警戒した。
御堂筋の沿道の車上からは、拡声器を持った“DJポリス”が「阪神タイガースの優勝に備えて警備をしております。警察官の指示に従ってください」と、呼びかけ、その様子を撮影する観光客の姿も。府警は今後、試合の進行状況や混雑によって、左側通行から南から北への一方通行、通行止めと、三段階の規制を実施するという。
