元フジ女子アナ「違和感は感じていました」「細かいことはほとんど忘れて」20代は「毎日を過ごすことが精一杯。体と心はとても元気だったんですけど」

 内田恭子アナウンサー
 アテネ五輪民放記者発表会見で結束する日本テレビ・柴田倫世アナ、TBS・小倉弘子アナ、フジテレビ・内田恭子アナ、テレビ朝日・武内絵美アナ、テレビ東京・大橋未歩アナ(左から)=2004年
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 テレビ朝日系「徹子の部屋」が5日に放送された。

 フジテレビのアナウンサーでフリーアナウンサーの内田恭子がゲスト出演し、局アナ時代を回想した。

 MCの黒柳徹子から当時の多忙さを聞かれた内田アナは「毎日を過ごすことが精一杯なので、20代は楽しかったっていう印象はあるんですけど、細かいことはほとんど忘れて」と回想。「(多忙さの)弊害っていうのは出てきていて。体と心はとても元気だったんですけど。社会的にどうなのかなって思うことがあって。私は夜の生放送をずっと帯でやっていたので。昼間も取材とかに行くので。銀行の窓口が開いている時間に銀行に行ったことがなかったんですね。銀行に行くとしたらほとんどATMで」と振り返った。

 さらに「当時、そのときに保険に入ろうと思って。窓口に行って書類とかを出さないといけないのに受付のやり方が分からなくて。今だとダメだと思うんですけど、当時、保険の担当の方が一緒に窓口についてきてくださって、やり方を教えてくれたっていうのがあって…。社会のことは、事件・事故ということの流れを分かっていても、1人の人間として例えば感謝の気持ちとかも、ありがとうと思っていても、それを伝える前に、次の仕事が入ってきてて。すごく、いろんなことがないがしろになっていることに、違和感は感じていましたね」と話していた。

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