韓国の人気ベテラン俳優 10年ぶりにミュージカルに出演「初演を見てやりたいと思った」きっかけ明かす
韓国映画「ただ悪より救いたまえ」「ベテラン」シリーズ、「ソウルの春」など、多くのヒット作に出演している俳優のファン・ジョンミン(55)が、10年ぶりにミュージカルに出演する。
ファン・ジョンミンは2日、ソウルで行われたミュージカル「ミセス・ダウトファイア」制作発表会に出席し、久しぶりのミュージカル出演について明かしたと、現地メディアのXsportsニュースなどが報じた。
同作は、1993年に公開されたロビン・ウィリアムス主演の米映画「ミセス・ダウト」がベースの作品で、離婚して子どもたちと離れ離れになった父親が、女性ベビーシッターに変装して近くで家族を見守ることから繰り広げられる愛の物語だ。
ファン・ジョンミンは会見で「22年の初演を見て、僕もあの役(ミセス・ダウトファイア、ダニエル)をやってみたいと思った。それほど魅力的で、すてきな役割だった」と、久々のミュージカル復帰のきっかけを明かした。
劇中の女装については「映画に出て来る扮装は、時間をかけてしっかり作られていたが、公演では変面のような感じがある。その点で、ダニエルからダウトファイアへ切り替わる瞬間は、楽しんでもらえる部分ではないかと思っている」と観劇ポイントとして伝えたという。
ミュージカル「ミセス・ダウトファイア」は、27日より12月7日まで、韓国・シャルロッテシアターで上演を予定している。
