青山新 日本三大秘境の一つ宮崎県椎葉村の観光大使初仕事 PV撮影「第二のふるさとって言葉がぴったり」
演歌歌手の青山新(25)が27日、日本三大秘境の一つとされる宮崎県椎葉村で、同村のプロモーションビデオ撮影に臨んだ。観光大使としての初仕事で、各名所を訪問。また、同村をテーマに楽曲「ほろほろヤマドリ(仮)」を制作し、10月22日発売のシングルに収録することも発表。秘境の地で受け取ったエッセンスを旋律に乗せ、新境地を切り開いていく。
同村は壇ノ浦の戦いに敗れた平家の残党が移り住んだと伝えられ、熊本空港から車で約2時間、険しい山道を抜けた先にたたずむ。標高1000メートル級の山々に囲まれ、村としては全国5番目の広さを持つが、可住地はわずか4%。人口も約2100人と、文字通り秘境として存在している。
3月の村民コンサートを縁に観光大使となった青山は、樹高32メートルと日本一の高さを誇る天然記念物「大久保の大ヒノキ」などを訪問。雄大な自然を肌で触れ「ここで生まれ育ったわけじゃないけど、自然と『ただいま』と言ってしまう」といい「第二のふるさとって言葉がぴったりあてはまる」と感銘を受けていた。
新曲には、椎葉で歌い継がれる民謡「ひえつき節」も取り入れ、「まずはこの村の皆さまに愛していただきたい。僕も椎葉村への愛情をもっと深めていきたい」とアピールした。
