吉本興業 コンテンツファンド組成を公表 ダウンタウンやさんまらの「コンテンツ製作」へ
吉本興業は18日、各種コンテンツの製作拡大と、番組フォーマット等の海外展開を目指すために。コンテンツファンドの組成を行ったことを公式サイトで公表した。
サイトでは明石家さんま、ダウンタウンをはじめ、中川家、千鳥、かまいたち、マヂカルラブリー、チョコレートプラネット、渡辺直美、霜降り明星といった所属タレントの名を挙げるとともに「今後活躍が期待できる若手を含む弊社所属タレントがプロデュース・出演するコンテンツのほか、スポーツ選手のドキュメンタリーやオーディション番組などの制作を予定しており、海外へのフォーマット販売も視野に入れながら、順次拡大してまいります」とした。
国内外から既に数十億円規模の出資を受けていることも明言。「多種多様なプラットフォームやアプリケーションに向けて、バラエティ番組、映画、アニメ、ドラマ、ライブコンテンツ、リアリティショー、縦型ショートドラマ、ウェブトゥーン、ゲーム、AI等の先進技術を利用したコンテンツ制作などを支援してまいります」と幅広く活用していくと説明した。
また活動休止中の松本人志が昨年末に一部インタビューで構想を明かし、近く開設が見込まれるダウンタウン独自のインターネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」は、資金を利用するコンテンツ「第1弾」として選ばれていることが判明している。
同ファンドも昨年12月に既に組成されているもので、このタイミングでの公表も踏まえ、今後の動きに注目が集まる。
