鈴鹿央士 歌うこと“避けてきた人生”一変 フルで歌った「お母さん助けてと思いながら」

 舞台あいさつに登壇した(左から)青木康宏監督、梅原裕一郎、山田杏奈、鈴鹿央士、シシド・カフカ、太田駿静
 トークする鈴鹿央士
 舞台あいさつに登壇した(左から)青木康宏監督、梅原裕一郎、山田杏奈、鈴鹿央士、シシド・カフカ、太田駿静
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 俳優の鈴鹿央士(25)が15日、都内で、声優を務めたアニメ映画「ChaO」の初日舞台あいさつを行った。

 作中のオススメシーンを聞かれると、鈴鹿は自身の歌唱シーンを挙げた。「歌うことを避けてきた人生でして、母親から『歌うな』と言われて育ってきた」と仰天の信条を明かし、「最初は映画で使われるのが40秒ぐらいで、そこだけ練習して収録に行って、40秒とって終わったと思ったら『フルお願いします』と言われて…。これが芸能界かと思った」と、大ピンチを振り返って笑いを誘った。

 「全く練習していない2番…」と苦笑いしつつ、「皆さんが『いい感じです』って言っていただけたんですけど、自分的には『お母さん助けて』と思いながら(歌った)」と当時の心境を告白。母に歌唱シーンがあることは伝えていないといい、「『歌ってるよ』って言ったらどういう感情になるんでしょうか」と笑わせていた。

 この日は山田杏奈、シシド・カフカ、梅原裕一郎、OCTPATHの太田駿静、青木康宏監督も登壇した。

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