新米5000円台も…小泉進次郎大臣、適性価格を聞かれ「私が言うのは違うと思う」

 小泉進次郎氏
 靖国神社を参拝に訪れた小泉農相
 靖国神社を参拝した小泉農相
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 自民党の小泉進次郎農水大臣が15日、フジテレビ系「イット!」に生出演。新米が出始めるも、5000円台のものもあることから、青井実キャスターから今年の新米はいくらが妥当か?と聞かれ、それに答えた。

 番組では、福岡県内の店舗などで新米が「5キロ4210円」「5163円」という価格で販売されている映像を紹介。その一方で24年産のコメは「4839円」と300円程度の差があるとした。

 この新米の価格について、適正価格はいくらか?と聞かれた小泉大臣は「一般的に見れば、備蓄米の2000円のものがあるし、3000円台の入札で提供されている備蓄米もあるし、銘柄米、令和6年産は4000円台があって。新米の価格、受け止め方さまざまだと思いますが、農家の皆さんにとっては資材が上がっていること、あとは天候、高温の影響、大雨の影響、いろんな事を考慮されて、まだ現時点で新米イコールいくらというのはまだ早いと思う」と述べた。

 番組では街の人50人に新米5キロはいくらが妥当か?とアンケート調査。その結果、平均は3173円になったと小泉大臣に伝えた。

 小泉大臣は「例えば、大規模でやっているコメ農家さんの御意見を聞くと、3000円ぐらいあると手取りが上がるという方もいれば、規模の小さい方は3000円から4000円の間にないと厳しいという声もある」とし「私がいくらが適性というのは違うと思う」とコメント。

 ただ資材も高騰し、天候不順の影響もあると重ねて言い「あらゆる産業と同じ、コストは価格転嫁しないといけない。それは折り込まれるのは消費者の方にご理解いただければ」と訴えていた。

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