齋藤陽アナ 高校時代の米オレゴン留学が転機 入社3カ月で「モヤさま」抜てきテレ東のスーパールーキー
テレビ東京の新人・齋藤陽アナウンサー(23)が、7月から長寿番組「モヤモヤさまぁ~ず2」(土曜、前11・30)の5代目アシスタントに抜てきされ、デイリースポーツのインタビューに応じた。エース格にのし上がったOGの大江麻理子さんや、田中瞳アナウンサーらも務めた19年目を迎える人気番組。出演に戸惑いながらも、米・オレゴン州へ単身渡米し留学し、度胸を身につけた貴重な体験を糧に、周囲の期待に応えようと張り切っている。
5月29日に、さまぁ~ずからアシスタントを告げられた時と同じ会議室でのインタビュー。入室し、当時の記憶がよみがえった。自社メディア以外で受けるロングインタビューは初めてだといい、「第1号です。インタビューをされるような人間でもないですけど」と謙虚に語る。「その時ぶりに入って来たのでドキドキです」と初々しく笑い、偶然ながらも5代目就任を任命された時と同じ席に座った。
当時のサプライズ告知を赤裸々に振り返る。「頭に『?』がいっぱい浮かびました。リアクションもとれないくらいパニックになって。状況の理解ができていなくて数日後、やっと実感が湧いてきたんです」。包み隠さずに告白。「今でも私で良いのかと感じてるんですけど」と齋藤アナ。心の励みは先代の田中アナだ。
交代式では、リレー用バトンを田中アナから渡され「思いきって、楽しんで」「ずっと映っているので、さまぁ~ずさんのお二人と『3分の1』の役割を、いずれは全うできるようになってね」とアドバイスされた。緊張がほぐれ、少し気が楽になった。アナウンス部内でも、ロケから帰ると、声をかけてくれるという。「『齋藤は齋藤なので、齋藤らしく頑張ったらいいよ』と言っていただいたような。いつも助けてもらっています」と優しさに感謝する。
入社してまだ5カ月目。ロケでは緊張の連続だが、学生時代に身につけた度胸で番組へと向かう。高校時代に米・オレゴン州に1年間、留学した。「人口1万人くらいの町にアジアの人が私しかいないような、英語も『初めまして』も言えないレベルであいさつの仕方を携帯で検索した記憶が」。身ぶり手ぶりで話し「度胸はついたとは思いますけど」と回顧した。
高校を休学し、一念発起しての留学は実り多きものになった。帰国後は“高校4年生”となり「最初は齋藤先輩って、みんなに言われていましたけど、今はどちらの学年とも仲良くできて友達が増えて良かったです」。かけがえのない経験ができ、プラスに捉える。
留学中にメディア業界へ興味を持ち、慶大の「メディア・コミュニケーション研究所」を目指して進学。「アナウンサーというより、メディア業界で働きたいという思いで大学に入りました。ゆくゆくは報道番組、選挙特番とか、みんなで物事を考えられる番組に携わりたいです」。日頃から前へ前へと出るタイプではないというが、アナウンサーになった以上、積極性を心がける。「結構、恥ずかしがり屋なんですけど、これからはもっと思い切りを大切にしていかなきゃなという思いではあります」と決意を語り、次なるスケジュールの緊急津波警報への研修へと向かった。
◇齋藤陽(さいとう・よう)山形県出身。慶応大卒。2025年にテレビ東京入社。7月9日の「テレ東音楽祭2025~夏~」で初鳴き。7月19日放送の「モヤモヤさまぁ~ず2」でアシスタントとして初めての街歩きに出演した。高校時代は米・オレゴン州に留学しクロスカントリー部に所属。趣味はバックパッカー旅行、ランニング、マシンピラティス。
