仲野太賀 父・中野英雄と“初共演”に「不思議な感覚」撮影前夜に初めて2人で飲みに出かけていた
俳優・仲野太賀(32)が8日、東京・NHKで行われた「NHKスペシャル『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』」(前編16日、後9・00。後編17日同)の取材会に登場。父・中野英雄(60)との共演について語った。
戦時中の「総力戦研究所」を舞台にしたドラマで、仲野は研究員、中野は同幹部役を演じる。仲野は「同じシーンで共存するのは初めてで、不思議な感覚でした」と苦笑い。撮影前夜には初めて2人で飲みに出かけたと明かし「何を話したかは酔っぱらっていたから覚えていないですが、ただただ楽しかった」と照れくさそうに語った。
演技での共演は「あえて避けていたというのはなかった」として「『せっかく共演するんだったら、お互いが納得できるような形が良いよね』とぼんやりと話していた」と説明。「この作品でそれがかなったことはうれしかった」と語った。
今作主人公役の池松壮亮(35)とは、仲野が主演する来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」でも兄弟役で共演。池松は「兄弟役をやる前に大きなことが積み上がった」と充実の表情で語った。
