安田大サーカス・団長安田 クロちゃんの大ブレイクに「妬みはない」トリオの今後にも言及
お笑いトリオ・安田大サーカスの団長安田が5日、大阪市内で「団長安田芸歴30周年特別ライブ ドレッシング争奪!30秒ネタ祭り」(9月5日、大阪・心斎橋角座)の開催を発表した。
ライブでは団長の30年を振り返りつつ、所属する松竹芸能の若手30組が、それぞれ30秒ネタで優勝を争う。「ここから引き抜いて、新安田大サーカスにしてやろうと思っています」と、新団員探しを宣言しつつ、「松竹芸能といえば、というライブがない。劇場があるのに、そういうライブがない。即完する舞台を作りたい。そのきっかけになれば」と、強い思いを込めた。
芸歴30年を振り返り「松竹芸能を辞めていく芸人が多い中、よう30年いれたな、という部分と、なんでいるんやろう、というのと」と笑わせた。トリオでの活動は全盛期に比べれば「少なくなった」という。自身は芸人としての仕事に加え、阪神・淡路大震災で被災した経験から防災士の資格を取得し、各地での講演も実施。HIROは主に地元和歌山で活動し、クロちゃんは“クズキャラ”が定着し、TBS系「水曜日のダウンタウン」などで活躍している。
クロちゃんの活躍に対してコメントを求められることも増えたが、「ねたみ的なコメントが欲しいのかなとも思うんですが、あんな売れ方するヤツがグループにいてラッキーですよね」とキッパリ。「悔しくないわけではないけど、あんな仕事はしたくない。人気者にはなりたいですけど、あんな仕事はしたくない。人気も収入面もうらやましいけど、仕事内容はうらやましくないので、ねたみにはならないんですよ」と、笑顔で語った。
今後のトリオ活動についても基本的には現在のペースを保つという。「もしクロちゃんがいなくて、普通のトリオだったら安田大サーカスは忘れられていたかもわからない」と、メンバーの活躍に感謝しつつ、「毎日いると仲が悪くなるかもわからないし、今ぐらいの距離感がいいのかな」と、率直な思いを語った。
