妻夫木聡 10月期・日曜劇場で主演 競馬の世界を舞台に夢を追う「愛や希望が詰まった作品」競馬場でも撮影

 TBS系「ザ・ロイヤルファミリー」で主演を務める妻夫木聡
 妻夫木聡を主演に据えてTBS系日曜劇場でドラマ化される小説「ザ・ロイヤルファミリー」 ©早見和真/新潮社
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 俳優・妻夫木聡(44)が、10月期のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(後9・00)で主演を務めることが4日、分かった。競馬の世界を舞台にひたすら「夢」を追い続けた熱き大人達と、競走馬の20年にわたる壮大な物語を描く作品で「きっと皆さんの中に秘められた情熱というものを呼び起こしてくれると僕は確信しています」と自信をにじませた。

 妻夫木が演じるのは税理士・栗須栄治。税理士事務所を営む父と働くことを夢見て大手税理士法人に就職するも、途中で挫折を経験する。その中である馬主との出会いを機に止まっていた人生が大きく動き出す…という展開で、20年間の壮大な物語が幕を開けていく。

 JRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の小説が原作で、演出を「ラストマイル」や「グランメゾン・パリ」といった映画で監督も務め、数々の名作ドラマを世に送り出した塚原あゆ子氏が担当。またJRAが全面協力しており、実際の競馬場で撮影される臨場感あふれる映像も注目だ。

 早見氏と親交があった妻夫木は「早見さんからも『ぜひこの栗須という役を演じてほしい』と言っていただき」と直訴されたことを明かし「必要とされることが役者にとって幸せな瞬間なのでとてもうれしかったです」と感慨。競走馬に「夢」を乗せ「家族や仲間たちとの絆」「人と人との繋がり」を力に困難に立ち向かう。そんな情熱的な物語だからこそ「これだけ愛や希望が詰まった作品はなかなかない」とし「撮影がとにかく楽しみ」と胸を躍らせている。

 早見氏もそのスケール感から「映像化されるとしたら枠は『日曜劇場』しかないと思っていた」と断言。「とんでもない脚本ができています」と既に手応え十分で「心からワクワクするキャスト、スタッフが集まっています。『楽しみにしています』と放り投げるつもりはありません。僕も“原作班”の一人として、素晴らしいドラマをお届けできるよう関わり続けたい」と決意を示した。

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