【ヤマヒロのぴかッと金曜日】民意を反映しない自民党…そして野党にも!

 歴史的な物価高と言われている。何を買っても、どこへ行っても、モノの値段が軒並み値上がりし購入を躊躇(ちゅうちょ)してしまう。コンビニで好きなものを買おうとすると1000円になってしまったという経験は無いだろうか。

 先日も時間がなくてお昼ご飯は簡単に済ませようと、紅しゃけと鶏つくねのおにぎり二つ、ペットボトルのお茶を買おうとして頭の中で計算したら…。650円を上回るじゃないか!思わず陳列棚に引き返して、おにぎりを梅と鮭わかめに変更した。

 原材料費、燃料費、輸送費、全て値上がりしている。おにぎり1個105円時代の頃と頭を切り替えないといけないのは分かっている。それにしても…と思ってしまう。もちろん、みんな収入がアップすれば解決するのだが、簡単な話ではない。

 石破政権は「2020年代に最低賃金1500円」との目標を掲げたが、実現するためには毎年7・3%の引き上げが必要となる。この秋には6%程度の引き上げが予想されているが、そうすると全国平均で時給1100円超えに。働く側からすれば1円でも多くもらえるに越したことはないが、こんな数字、青息吐息の中小企業経営者や個人事業主には素直に受け入れられないだろう。

 仕入れ値の高騰で時給を上げる余裕はないのに、上げないとパートやアルバイトが確保できない。客単価を上げることもできず、知り合いのラーメン店は閉店を余儀なくされた。年金頼みの高齢者はどうか。もはや、これ以上切り詰めるものがない状況にまで追い込まれている人も多いだろう。

 物価高対策は先の参院選のメインテーマとなり、2万円給付を掲げた与党は惨敗した。ならば、結果を反映した政治をやってもらわないと困る。石破政権が存続するとか、いつ退陣するとか、何の興味もない。あなたたちは戦いに敗れたのです。

 なのに総理経験者がのこのこ出しゃばってきたり、裏金議員が息を吹き返したように「総理総裁を引きずり下ろして出直しだ」なんて。自民の党内抗争などどうでもいい。有権者は消費税減税を選択したのだ。余った税金は国民に返して、早よ減税やらんかい!もううんざりだ。解党でも下野でも、お好きにどうぞ。あ、解党するならその前に政党交付金は国庫に返納しろよ。

 去年1年間だけで自民党には160億円も入ってる。どのツラ下げて、いつまでも企業や団体から献金をもらい続けるつもりか。もう一度言う。選挙結果が出たのだから、一日も早く消費税を下げないとおかしい。勝利した側の野党の腰も重いなー。

 「ガソリン税暫定税率の廃止で与野党合意」なんて、この程度のことは当たり前ですよね?選挙が終わって一服してませんか?臨時国会が開かれたら、政権を追い込む覚悟はできてますよね?どうも一部に、自分たちの主張が受け入れられるなら政権入りを模索する動きが見え隠れするのだが、そんなもの、結果的に取り込まれて終わり。そうなると自民党の思うツボでしょ。

 今回はちょっと感情でモノを言い過ぎたか…。私はただ、ゆがんだ政党の論理を打ち壊して、政治を国民のために動かしてほしいだけなんだけどねー。(元関西テレビアナウンサー)

 ◇山本 浩之(やまもと・ひろゆき)1962年3月16日生まれ。大阪府出身。龍谷大学法学部卒業後、関西テレビにアナウンサーとして入社。スポーツ、情報、報道番組など幅広く活躍するが、2013年に退社。その後はフリーとなり、24年4月からMBSラジオで「ヤマヒロのぴかッとモーニング」(月~金曜日・8~10時)などを担当する。趣味は家庭菜園、ギターなど。

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