月収860万円から7万円に「1人になったら、こんなに仕事ないのか」レジェンド漫才師がコンビ解散を回想

 カンテレ「おかべろ」が19日に放送され、ナインティナイン・岡村隆史、NON STYLE・石田明がMCを務めた。

 この日のゲストは、お笑いコンビのザ・ぼんち。ともに70歳越えの超ベテランコンビが、これまでの道のりを振り返った。

 ザ・ぼんちは里見まさと、ぼんちおさむによる言わずと知れたレジェンドコンビ。1980年代の「漫才ブーム」をけん引した。当時は最高月収が860万円にも達していたという。

 少年時代に、ザ・ぼんちの大ブレークを目の当たりにしていた岡村は「スゴかった。俺、スゴい覚えてるもん。『ザ・ぼんちです!』って紹介されて出てきはるの。2人で馬跳びで出てきはってん。センターマイクまで。その間もギャー!って言われながら」と振り返った。

 2人は尋常ではない忙しさと疲弊から1986年にコンビ解消。里見は月収が7万円に落ち込んだと述懐しながら「仕事はなくなるだろうなと思ったけど。ザ・ぼんちのまさとは1人になったら、こんなにないのかっていうぐらい。もう見事に(仕事が)なかった」と振り返った。

 ザ・ぼんちは2002年にコンビを再結成。今年5月には結成16年以上の漫才師による大会「THE SECOND~漫才トーナメント~」でグランプリファイナルに挑み、話題を呼んだ。

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