川越シェフ「いつか大たたきされる」12年前の「水800円騒動」を語る「昔話が記事に」
シェフの川越達也氏が、アンジャッシュ・渡部建のYouTubeチャンネル「渡部のサシ飲み」で、「川越シェフがほぼ初めて語る… 『水800円騒動』 『お願いランキングの裏側』 『テレビ出演の覚悟』」と題した動画に出演した。
川越氏はかつて東京・代官山で「TATSUYA KAWAGOE」でオーナシェフを務め、「川越シェフ」として多数のメディアにも出演し、人気を獲得。しかし、13年、経営していたレストランで提供していた「水」の値段を巡り炎上騒動となっていた。
渡部から「あの一件があってメディアに出られなくなったのか、自ら引いたのか、ちょっとぼんやりしている」と話を振られた川越氏は「他でもいろいろ言われますけど、あまり語っていなくて。男らしくないな、もあるし」と、前置きして語り始めた。
料理人がメディアに出て有名になることで「いつか大たたきされるであろう、はどこかにあった」という川越氏。騒動の発端はあるインタビューで水の値段について語ったことで「昔話、思い出話をお答えしたものが記事になり、そこの強烈なフレーズと啖呵が、『お前のところそんなに水高いのか』」と、広まっていったという。
渡部が「それは全然知らなかった。水を800円で出したのを、川越が『普段高いもの食べないヤツはわからないんだ』って言ったってなっているけど、これは違うの?」と、驚く中、「水一杯ではなくボトルであったりとか、レストランってどうしても(値段ではなく)『ガス入りにしますか、ガスなしにしますか』でスタートするじゃないですか。だから僕らの常識を当たり前にしていたことがお客様には親切ではなかったな、と反省しているんです」と、語った。
さらに「活字になると原型をとどめない。そんなつもりで言っていないし、テンションもこんなこと言われましてね~って言ったものが活字になると荒く見えちゃうし、(読者は)ご自分の解釈で想像されて。『お店に来てもらっちゃ困る』、なんて一回も言ったことない」と、苦笑い。話を聞いた渡部も「水道水出して怒るならわかるよ。でもちゃんとボトリングされたものを出してるんだから、そりゃその値段になるでしょう」と憤慨していた。
