鈴木愛理「物が飛んでくる、立たされる」「もう行きたくないって毎日」 矢口真里も叱責されて育った平成のアイドル事情

 テレビ朝日系「あざとくて何が悪いの?」が17日に放送され、お笑い芸人・山里亮太、元℃-uteの鈴木愛理がMCを務めた。

 この日のテーマは「平成上司と令和部下ハラスメント回避術」。元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄をゲストに招いた。

 山里は「愛理ちゃん、アイドルさんって意外と上下関係しっかりしてるイメージがあるんだけど、特にハロプロはさ」と質問。

 鈴木は「もう、バッチバチに体育会系ですね。私は平成時代にこの世界に入っちゃったタイプなので。物が飛んでくるとか、普通にそこに立たされるとか。そういうの全然受けてきちゃったタイプなので。もう分からないんですよ」と明かした。

 さらに「今で言うと、私よりも後輩のマネージャーさんたちの方がめっちゃ『令和の子』たちなんですよ。だから、それぐらいの指導の仕方で育つのかなって心配になっちゃう目線があるんですよ。そこの指導がすごい難しくて」と話した。

 山里は「ハロプロなんてスゴかったよね。俺は現場で一緒だったときに」と、アイドル時代の矢口真里との共演を回想。

 「当時、ラジオ出て。(矢口が)ちゃんとしてたのよ。面白いし、やっぱすげえな!と思ったけど。(スタジオを)出た瞬間にマネージャーから『おい、何にも爪痕残してねえな?なんだ?今の?全然おもしろくないじゃん』って。いや、めちゃくちゃ爪痕残してたのに…って」と振り返った。

 山里は「でも、(矢口は)それを英才教育で、めちゃくちゃバラエティモンスターになっていくから。こういうもんなんだなと思ったけど。もう、そういうことをやっちゃいけない時代になったから。ああいうタイプのバラエティーモンスターは、もう生まれないのかな?って思うけど。でも、だからって、それやっていいかって言われたらダメでしょ絶対」と話した。

 鈴木は「我々はその時は愛だと思ってたので、それがNGとは思ってない。今、考えてもありがたいって、めっちゃ思うんですよ。踊れないところ、帰れ!とか。あのとき『本当にもう行きたくない』って毎日思ったけど。今、考えるとあれがあったから今があるって思うこともいっぱいっていうのが、すごい判断基準として難しいところ」と話していた。

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