遠野なぎこさん死去 45歳 親族がブログで発表「警察の見解では事故」と死因説明

 女優の遠野なぎこさんが亡くなっていたことが17日、分かった。45歳。親族が遠野さんのブログで死去を伝えた。神奈川県出身。頻繁に更新していたブログは、6月27日を最後に止まっていた。

 ブログによると、遠野さんの死因については「警察の見解によりますと、事故によるものであり、自死ではございません」と説明している。

 6歳で子役としてデビューし、99年にはNHK朝の連続テレビ小説「すずらん」でヒロイン・常盤萌に抜てきされた。2000年代に入ると、映画「海は見ていた」でヌードを披露し、昼ドラマでも活躍。バラエティ番組に進出し、飾らぬキャラクターで人気を博した。

 芸能界で活動を続ける一方、複雑な家庭で育ち、幼少期から母親の虐待や育児放棄を受けていたことを著書につづっている。摂食障害を患い、極端に偏向した食事などがテレビ番組で問題視されたこともあった。

 恋多き女としても知られ、3度の結婚と離婚を経験。結婚生活はすべて短く、その後も多くの恋愛遍歴を辿った。

 今年2月には業務提携していた事務所との契約が終わり、フリーとして活動。SNSに携帯番号と住所を掲載した。インスタグラムを1日何回も更新し、自身や愛猫の姿、作った食事の写真などを伝えていた。

 6月26日には「私、うつ病なんだって」とつづり、訪問看護がはじまるため、オンライン診療を受たところ「ふと目にした箇所に“疾病名”⇨“うつ病”って書いてあって」と説明。最後の投稿日となった同27日には「訪問看護の契約の日でした」と看護師の世話になる手続きを済ませたことを報告していた。投稿は同日20時22分頃に「鶏肉の照り焼き」を作っている動画を最後に終わっている。

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