ネット党首討論、やってきたのはただ1人…落合陽一氏「月曜ぐらいまでは皆来る予定だった」

 筑波大准教授でメディアアーティストの落合陽一氏が16日、Xを更新。「NewsPicks」で党首討論を配信しようとしたところ、やってきたのはたった1人だったとつづった。

 落合氏は、20日投開票の参院選について「番組は主要8党による党首討論の開催を試みた」ものの「しかし…それぞれの広報担当からきたのは以下のような返答だった」とし、各党の返信概要を紹介。

 「最大与党については、党本部に直接足を運んでお願いしたものの『どうしてもタイミングが逢わない』」。「最大野党は『日程どうこうではなく自民党が出ないなら出ない』」「注目のあの党は『自民、立憲の両党首が欠席であれば出演は見送る』」など、欠席の理由を紹介した。

 そんな中、唯一やってきたのが日本維新の会の吉村洋文代表。「“新興政党”が台頭する中で、維新はどのように選挙と向き合っていて、党として何を実現したいのか、ホンネを聞く」として落合氏が話を聞いた。

 配信番組冒頭、落合氏は各党党首の写真パネルが並ぶ中、「ちょっと待って下さいよ、寂しい感じにやろうとしてたんじゃなくて、月曜くらいまでは皆来る予定だった。でも来ないっていう人が出てからバタバタこなくなりまして。スケジュール空いてない訳じゃ無いと思うんですが」と話していた。

 落合氏はXで「個人的には与党のメディア戦略ミスだと思うけど、私のように政府系の委員をしっかりやってる人はメディアをやってないので、政府批判も特になくフラットにやってるメディアは少ないから逆に保守政策も言いやすいはずなんだけど」ともつぶやいていた。

 唯一出席した吉村代表は「いや、来たらまじで僕だけなんですけど…。党首討論って、政党の有利不利、損得勘定でやるもんじゃなくて、有権者の審判材料のためにやるもんじゃないの?」と訴えていた。

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