「天狗になっていたかも」流行語大賞で一気にブレーク 長年のファンが指摘した「ガッカリしたこと」に真剣謝罪「目が覚めました」

 テレビ朝日系「私の神客 紹介します」が9日に放送された。

 タレントにとって、生命線とも言える特別な愛を捧げてくれるファンを「神客」として紹介するバラエティー。

 この日は、ピン芸人・スギちゃんが登場。2012年に「R-1グランプリ」で準優勝し、ネタ中の「ワイルドだろ~」が「新語・流行語大賞」を受賞するなど一躍人気者に。ブレーク以前から応援しつづけてくれている神客を紹介した。

 コンビ時代から、スギちゃんのファンで、23年、追いかけ続けている神客の男性は「勤めていた会社がつぶれちゃって、アルバイトしながら半分無職みたいな」状態のときに、スギちゃんのライブを観に行くことで「生きがいを与えてくれた」と回想。男性は、大きな笑い声が特徴で、スギちゃんも男性の笑い声をライブ中にイジって笑いを取っていた。

 男性は、ファン歴の中で唯一「ガッカリしたこと」として「単独ライブをやるっていうんで、当然、一番前で見ようとするじゃないですか?そしたらDVD(収録)にするから、(男性の)笑い声が残っちゃうので後ろの方で見てくれって。一番後ろの席に座らされた。せっかく見に来たのに。あれはちょっとガッカリしましたね…」と寂しそうに振り返った。

 それでも、スギちゃんの人柄を聞かれた男性は「恩人というか、生きがいを与えてくれた人。(ブレーク後も)人間性が変わらない。優しさもあるし、売れても天狗じゃなく、低姿勢。それは変わっていない」と目を細めて打ち明けた。

 男性には内緒で、別室モニターで様子を見守っていたスギちゃんは目を潤ませながら「(男性も)変わらない。あの頃のまま…」と、しみじみ。

 スギちゃんは、別室を出て、男性の前に行くと「悲しかったDVDの撮影(で席を後ろにした)。目が覚めました。確かにそうだなって。俺は天狗になっていたかも知れないです…」と後悔と謝罪の思いを真っすぐに伝えた。男性は「でも、全然。今でも天狗にならずに」と答え、照れたように2人で笑顔を酌み交わしていた。

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